ルーズクロス®(特殊十字穴ねじ)
ルーズクロスとはあえてビットに食いつかないようにした十字穴形状です。
通常では十字穴がビットに食いつくような形状になっていますが、
自動生産ラインなど用途によっては食いつくことで支障が出てしまう場合があり
改善策としてルーズクロスが用いられています。
事例
- 自動機でねじを組付ける際、ビットが十字穴に食いついてワークを持ち上げてしまう
- 発生都度、機械が一時停止する為、生産性が悪化
改善
- ルーズクロスは十字穴をあえて食いつかない形状にすることで、
ビットを引き抜きやすくしてワークを持ち上げてしまう問題を解消し、
生産性を改善することができます。
では、実際に20gのプラスチック材をワークと想定し比べてみました。
- 通常の十字穴

- ルーズクロス

通常の十字穴はワークごと持ち上げてしまいましたが、ルーズクロスは持ち上げることなくビットがスムーズに抜けました。
通常の十字穴とルーズクロスの比較試験
- 試験条件
- 製品
- SUS-XM7木ねじ皿3.8X20
- 試験材
- 木材
- 条件
- 荷重6kg、回転数200rpm
| 製品 | ねじ込みトルク | 破壊トルク | カムアウト |
|---|---|---|---|
| ルーズクロス | 0.88N・㎜ | 1.63N・㎜ | 発生なし |
| 通常の十字穴 | 0.77N・㎜ | 1.43N・㎜ | 発生なし |
十字穴での困りごとがありましたらお気軽にご相談ください。
